国際緊急援助
国際緊急援助隊・救助チームとは
国際緊急援助隊・救助チームは、海外で地震等の大規模災害が発生した際、被災国又は国際機関からの援助要請を受け、被災地での捜索・救助を主な任務としています。救助チームは、外務省、警察庁、消防庁、海上保安庁、JICA等で構成され、政府の派遣決定後、迅速に日本を出発する準備を整えています。

INSARAG(国際捜索救助諮問グループ)が実施する都市型捜索救助の能力評価(IEC/IER)で分類基準の最上位である「Heavy」評価を令和4年11月に獲得しています。
国際緊急援助隊救助チームに対する国際機関(INSARAG)による能力評価の受検結果(令和4年11月16日) リンク先:https://www.fdma.go.jp/pressrelease/info/items/IER.pdf
国際消防救助隊とは
国際緊急援助隊・救助チームの一員である国際消防救助隊は、全国77消防本部599名の隊員が登録されており、派遣に当たっては、「国際緊急援助隊の派遣に関する法律」に基づき、被災国又は国際機関からの要請援助に基づき、消防庁が外務省と協議を行った上で、要請があった日の当番消防本部に対して派遣を要請することとなっています。



国際緊急援助隊・救助チーム(国際消防救助隊)派遣実績
国際消防救助隊は、これまでに22回海外へ派遣されています。

国際消防救助隊派遣に向けた取り組みについて
国際消防救助隊の活動能力を充実させるため、登録本部において必要な教育訓練を行うこととされていますが、総務省消防庁においても下記訓練等を開催し、国際的なルールに準拠した活動に必要な知識、技術の習得や隊員間の連携能力の向上を図るとともに、登録消防本部で実施される教育訓練を支援・促進しています。
