令和4年版 消防白書

【コラム】ウクライナへの消防・救助関連資機材等の支援

令和4年2月のロシアによるウクライナ侵攻に伴い、現地で緊急に必要な物資について、同年4月、ウクライナ内務大臣から我が国総務大臣に書簡にて支援の要請があった。これを受けて、総務省では、要請のあった物資のうち、現地で使用可能な消防・救助関連資機材、通信機器25品目・約30トンを、国内消防本部(東京消防庁及び20指定都市)、民間団体・企業からの協力を得て確保し、ウクライナ政府へ提供した。
消防本部からの支援物資については、消防研究センターに一時集積し、その後、輸送手続きが行われた。
支援物資の輸送は、5月末から開始され、ウクライナ支援物資の集積地(ポーランド)を経て、順次、ウクライナへ届けられている。
また、支援物資を提供していただいた消防本部及び民間団体・企業に総務大臣感謝状が贈呈されている。

【主な支援物資】(数量は概数)
防火衣、防火帽、防火手袋、防火靴、熱画像装置、防護めがね、油圧ジャッキ、ストレッチャー等

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※添付画像は支援資機材の一部でありイメージ
※添付画像は支援資機材の一部でありイメージ

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消防研究センターへの資機材集積状況
消防研究センターへの資機材集積状況

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総務大臣による感謝状贈呈式の様子(令和4年6月8日)
総務大臣による感謝状贈呈式の様子(令和4年6月8日)