令和7年版 消防白書

第4節 林野火災対策

林野火災の現況と最近の動向

令和6年中の林野火災の出火件数は831件(対前年比468件減)、焼損面積は1,073ha(同230ha増)、死者数は8人(対前年比同数)、損害額は7億3,653万円(同6億1,134万円増)となっている(資料1-1-44)。
林野火災の出火件数を月別にみると、4月に最も多く発生しており、次いで1月、5月と、降水量が少なく空気が乾燥し強風が吹く時期に多くなっている(第1-1-18図)。この原因としては、この時期に火入れが行われることや、山菜採りやハイキング等で入山者が増加することによる火の不始末等が考えられる。
規模の大きな林野火災事例としては、令和6年においては、1月に広島県江田島市で発生し243haを焼損した火災、4月に岩手県宮古市で発生し187haを焼損した火災、5月に山形県南陽市で発生し122haを焼損した火災等がある。
また、令和7年*1においては、2月に岩手県大船渡市で発生し約3,370haを焼損した火災、3月に岡山県岡山市で発生し486haを焼損した火災、愛媛県今治市で発生し481.6haを焼損した火災等がある。

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令和7年2月岩手県大船渡市で発生した林野火災
(岩手県防災航空隊提供)

*1 令和7年については速報値であり、今後、変更の可能性がある。