消防審議会議事要旨
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- 日時
- 平成14年12月24日(火)10時00分~12時00分
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- 場所
- 総務省消防庁消防審議会室
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- 出席者
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- 委員
- 菅原会長、矢野会長代理、浅野委員、井上委員、大河内委員、杉村委員、德田委員、山口委員、吉村委員
- 消防庁
- 消防庁長官以下15名
- 関係省庁等
- 経済産業省原子力安全保安院保安課長、独立行政法人消防研究所事務局長、国土交通省住宅局建築指導課長
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- 次第
- (1) 開会
- (2) 会長あいさつ
- (3) 議題
○審議事項
(1)審議事項に関連する説明事項
- 救急救命士の業務のあり方に関する検討会最終報告について
- 火災等原因調査制度・体制のあり方検討会(検討概要)について
- 「消防用設備等の性能規定化に関する推進検討会」における検討状況等について
(2)答申(案)について
- ・ 審議事項に関する質疑
○報告事項
- 平成15年度消防庁予算及び平成14年度消防庁補正予算について
- 構造改革特区への対応について
- 防火対象物定期点検報告制度の円滑な導入について
- 「災害時のボランティア活動のための環境整備に関する検討報告書」について
- 「自主防災組織の手引き」改訂について
- ・ 報告事項に関する質疑
- (4) 答申文手交
- (5) 長官あいさつ
- (6) 閉会
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- 会議経過
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【審議事項に関連する説明事項】
1 審議事項について消防庁報告がなされた後、質疑応答及び意見交換が行われた。主なものについては以下のとおり。
- ○救急業務について、「当該市町村の判断に任せてよいのではないか」とあるが、例えば高速道路はどうなっているか。
→高速道路については、隣接市町村間で協議して、相互応援等でカバーし合っている。 - ○高速道路は、他県の人が、道路上で事故を起こす。それをどうしてこの地域内の消防が面倒見なければいけないのだということは最初に一番問題になっていた。
→例えば道路公団は、公団の高速道路については、市町村が救急業務でお金がかかるので一種の委託費というか、交付金を出している。 - ○火災原因調査体制だが、だれがやったのか、だれに責任があるのかという、人的な過失責任とか、そういった追求だけに終わるのではなく、ぜひ多角的な、複合調査体制を充実して欲しい。
→原因調査をやることによって、予防体制、警戒体制の充実を図るということだから、今ご指摘のような調査が必要だろうと考えているところ。 - ○「適」マーク制度について、不適のところは「不適」マークというのをつけるのはどうか。
→報告制度で基準適合命令等を出したところは表示することになる。標識等の公示をする制度をつくり、実際に東京消防庁あるいは大阪市消防局の管内で違反対象物について公示されたと報告。それを貼ると、すぐ対応するということ。
- ○救急業務について、「当該市町村の判断に任せてよいのではないか」とあるが、例えば高速道路はどうなっているか。