地域防災を支える自主防災組織等の育成

防災まちづくり大賞

募集チラシ[PDF]

第28回防災まちづくり大賞の募集受付を開始しました。募集の締切は、令和5年9月19日(火)までです。自薦・他薦を問わず、どなたでも応募いただけます。詳しくは、実施要綱及び募集要項をご覧の上、ご応募ください。

[Download]
実施要綱、募集要項、調査票記入要領[PDF]
調査票(応募様式)[WORD]
※過去の受賞事例も当ページ下部に掲載していますので、応募の参考に、是非ご覧ください。

防災まちづくり大賞とは

阪神・淡路大震災、未曾有の大災害となった東日本大震災や平成30年7月豪雨、令和元年東日本台風等、近年の大規模な災害の教訓を踏まえ、全国各地で防災対策の強化を図るための取組が行われているが、防災力の向上を図るためには、防災につながる優れた事業を実施することはもちろんのこと、まちづくりや住民生活等においても防災の視点を盛り込むことが重要であり、このような防災に関するハード及びソフトの工夫・アイディアが、防災対策の充実や防災意識の高揚等に大きく寄与するものである。
「防災まちづくり大賞」は、地域に根ざした団体・組織等、多様な主体における防災に関する優れた取組、工夫・アイディア等、防災・減災や住宅防火に関する幅広い視点からの効果的な取組等を表彰し、広く全国に紹介することにより、もって地域における災害に強い安全なまちづくりの一層の推進に資することを目的とする。
【防災まちづくり大賞シンボルマーク】
このシンボルマークは、大賞創設当時、イラストレーターの和田誠氏の御厚意により作成していただいたものです。氏は、「市民が力を合わせて防災に当たるということの象徴としてバケツリレーを取り上げた。犬と猫が力を合わせているという絵にすることにより明るいイメージとなったと思う。」とコメントされています

対象となる団体・組織

次のいずれかに該当する取組を実施している団体・組織を対象としています。

  • 防災対策に関するハード的な取組を実施している団体・組織
  • 防災対策に関するソフト的な取組を実施している団体・組織
  • 防災対策に関する人材の育成等の取組を実施している団体・組織
  • 防災対策に関する普及啓発や情報発信等の取組を実施している団体・組織
  • 地域における住宅防火対策を通じて災害や火災に強いまちづくりを推進している団体・組織

選定基準

審査に当たっては、防災・減災に関する様々な取組に関し、以下の方法により、災害に強い安全なまちづくりの推進に顕著な功績のあった事例を選定します。
具体的には、次の6項目のほか、先進的な取組に係る下記※1の項目又は継続的な取組に係る下記※2の項目を考慮すべき視点として加味した上で、総合的に評価を行います。

  • 地域特性への配慮(地域の自然的・社会的特性及び災害特性に配慮している)
  • 多様な主体との連携(自らの団体・組織以外の、住民や自主防災組織、企業、行政等多様な主体と連携している)
  • 防災上の効果(防災や住宅防火上の効果が高い(意識の高揚を含む))
  • 模範性(他の団体・組織において採り入れることができ、又は応用することができる)
  • 自発性・自主性(自発性・自主性があり、多くの構成員が参加している)
  • 発展性(新たな人材育成やまちづくりへの発展が期待できる)

※1

  • 先進性(先進的な取組である)
  • 創意工夫(創意工夫が見られる)

※2

  • 継続性(長年にわたり取り組んでいる)
  • 浸透・定着(住民の日常生活に浸透・定着している)

実施団体

主催:消防庁
共催:一般財団法人 日本防火・防災協会

表彰について

表彰区分は「総務大臣賞」「消防庁長官賞」「日本防火・防災協会長賞」があります。募集締め切り後、消防・防災関係の有識者からなる防災まちづくり大賞選定委員会において審査を行い、優良な取組を実施している団体に直接お伺いし、現地調査を行います。現地調査後、受賞団体の最終決定をいたします。
受賞団体決定後、3月上旬頃に都内にて表彰式を行い、受賞団体には表彰楯が授与されます。

防災まちづくり大賞選定委員(( )書きは令和5年8月現在における本職等)

笹野 健  (消防庁国民保護・防災部防災課長)
佐藤 翔輔 (東北大学災害科学国際研究所 准教授)
髙尾 和彦 (一般財団法人日本防火・防災協会 理事長)
竹内 裕希子(熊本大学大学院先端科学研究部 教授)
廣井 悠  (東京大学先端科学技術センター 教授)
舩木 伸江 (神戸学院大学現代社会学部 教授)
水野 雅之 (東京理科大学大学院創域理工学研究科 准教授)
 益輝 (神戸大学 名誉教授)
山神 明理 (NPO法人気象キャスターネットワーク 気象予報士・防災士)

防災まちづくり大賞は、平成8年度創設以来397の団体・組織が受賞しています。受賞団体の組織形態も、消防団・女性防火クラブ・少年消防クラブ・自主防災組織をはじめNPO 団体、社会福祉法人、民間企業、放送局、地方公共団体など多様な主体が受賞しています。

防災まちづくり大賞受賞事例集

20周年記念誌(平成28年3月発刊)

防災まちづくり大賞創設20周年を記念し、これまでの受賞事例や受賞団体へのインタビューなどを掲載した「防災まちづくり大賞20周年記念誌」を発行しました。

第27回は、全国各地から73事例が寄せられ、選定会議において、他の地域の模範となる優れた取組17事例が選定されました。

応募総数 73
表彰名 総務大臣賞 3
消防庁長官賞 5
日本防火・防災協会長賞 9
受賞事例総数 17

第27回防災まちづくり大賞(総務大臣賞を受賞された3団体)

  • NPO法人ふるさと未来創造堂(新潟県長岡市)
    NPO法人ふるさと未来創造堂
    (新潟県長岡市)
  • 小矢部市障害者団体連絡協議会(富山県小矢部市)
    小矢部市
    障害者団体連絡協議会
    (富山県小矢部市)
  • 落合学区自主防災会連合会(広島県広島市)
    落合学区自主防災会連合会
    (広島県広島市)

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