5.国際交流
消防庁では、平成14年の日韓共同開催によるサッカーワールドカップ大会、「日韓国民交流年」を契機として、日韓消防行政セミナーを開催している。これは、両国の消防防災の課題等について情報共有、意見交換等を積極的に行うことにより、日韓消防の交流、連携及び協力の推進を図ることを目的としており、両国で相互に開催している。
平成28年4月には日本で開催され、消防職員の惨事ストレス対策や両国の消防体制について情報共有が図られた。セミナーへの出席後、韓国の訪問団は、宮城県仙台市の東日本大震災の被災地を視察し、大規模災害への備えの重要性を改めて強く意識することとなった。