3.中央防災会議通知
防災基本計画の修正内容等を受け、中央防災会議会長から都道府県防災会議会長に対し「梅雨期及び台風期における防災態勢の強化について」(令和2年5月29日付け中防消第4号中央防災会議会長通知)を発出し、出水期に向けて防災態勢の強化を図ることを要請した。
この通知では、平常時からの取組として、河川等の氾濫、がけ崩れ、土石流等の災害の発生に備え、危険箇所等の巡視・点検を徹底すること、河川管理施設等について点検及び必要な箇所に対する補修等を実施すること、道路の冠水・法面崩壊等の対策等を強化すること、指定緊急避難場所を確保すること及び災害対策本部における機能を維持できるよう対策を講ずることなどを要請した。
さらに、災害発生時には早期避難のための避難態勢の構築等を図り、住民が適時的確な避難行動を判断できるよう、防災気象情報及び河川情報の収集と防災情報伝達を徹底すること、避難勧告等の発令等について万全を期することに加え、災害が発生し災害対策本部及び避難所を開設する場合等において、新型コロナウイルス感染症対策に万全を尽くすことについても要請した。