[地下施設等の災害対策]
1.地下施設等の災害の現況と最近の動向
令和元年中に発生した地下施設等の災害は、トンネル内鉄道車両火災・鉄道トンネル施設火災が4件(対前年比3件減)、トンネル内自動車車両火災・道路トンネル施設火災が39件(同14件増)となっている(第1-8-1図)。
近年の主な地下施設等の災害としては、平成27年4月に青森県青函トンネル内において列車火災(負傷者2人)、平成28年3月に広島県東広島市の山陽自動車下り八本松トンネル内において車両火災事故(死者2人、負傷者71人)、令和元年12月に神奈川県川崎航路トンネル内において車両火災事故(死者1人、負傷者22人)が発生している。
第1-8-1図 トンネル内車両・施設火災件数の推移
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(備考)「特殊災害対策の実態調査」により作成