【コラム】女性の消防団への加入促進及び女性消防団員の活動の活性化について
消防団の活動には、女性ならではの活動も多く、多くの女性消防団員が活躍している。
全国の消防団員数が減少する中、女性消防団員数は、令和4年4月1日現在で2万7,603人(前年に比べ286人増加)となっており、年々増加している。女性消防団員がいる消防団の割合は76.5%となっており、働いている方も、学生の方も、主婦の方も、多くの女性が消防団で生き生きと輝いている。
消防団員入団促進キャンペーン
令和4年度も前年度に引き続き、女性、若者に人気の著名人を起用したポスター作成や電車内モニター広告の掲出による入団促進を行っているほか、女性消防団員募集のためのリーフレットやPR動画(消防庁HPにて公開)では、実際に活躍している女性消防団員が出演し、入団した後の活動がイメージしやすい内容になっている(詳細は特集3を参照)。
女性・若者等消防団加入促進の取組支援
消防庁では、地方公共団体が企業・大学等と連携して行う女性・若者等消防団加入促進の取組をモデル事業として支援している。
令和3年度は、富山県において映画館やプロスポーツチームの試合会場にて女性・若者向け入団促進PR映像の放映を実施したほか、鹿児島県鹿児島市では、女性消防団員による救急講習や防火教育を実施するなど、多くの地方公共団体で女性をはじめとする幅広い団員確保や団員活動活性化に向けた様々な取組が行われた。
<幼児向け教室での寸劇による防火教育の様子>
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<住民向け救急講習の様子>
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