Topics 5 セルフ式ガソリンスタンドにおけるAI活用
■セルフ式ガソリンスタンドとは
セルフ式ガソリンスタンドは、従業員が給油を行う一般的なガソリンスタンドと異なり、顧客が自ら給油を行う施設となっている。
また、セルフ式ガソリンスタンドにおいては、顧客が安全に給油作業を行えるよう、従業員が事務所等で顧客の給油作業を監視し、安全上支障がないことを確認した上で、給油作業の許可を行っている。
トピックス5-1図
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■セルフ式ガソリンスタンドにおけるAI活用の背景
近年、各分野において技術革新やデジタル化が急速に進展している中、危険物施設においても新技術の導入による安全性及び効率性の向上が期待されている。
特に、セルフ式ガソリンスタンドにおいては、従業員が行う安全確認等にAIを活用することで業務の効率化を図ることが期待されている。
こうした状況を踏まえ、消防庁では、令和3年度から「危険物施設におけるスマート保安等に係る調査検討会」を開催し、セルフ式ガソリンスタンドにおけるAIの活用について検討を行ってきた。
令和6年度においては、一定の条件下においてAIが従業員に代わって自動的に給油許可を行うシステム(以下、本トピックスにおいて「条件付自動型AIシステム」という。)について、実証実験を行うとともに、制度化に向けた検討を行った。その結果、条件付自動型AIシステムは、一定の機能要件を満たせば、実用が可能であるとの判断がなされた。
この検討結果を踏まえ、消防庁において、セルフ式ガソリンスタンドで条件付自動型AIシステムを活用できるよう、導入に係る安全基準の整備を進めている。
トピックス5-2図
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■条件付自動型AIシステムの機能
条件付自動型AIシステムには、次の①~④の機能を備えることを求めている。
①顧客の安全な給油作業等が確認されたときは、給油等を許可する。
②一定の条件下から外れたときは、従業員へ知らせるための警報を発する。警報後、一定時間内に従業員が引き継いだことが確認されない場合は、給油等を自動停止する。
③火災等危険な状況を確認したときは、即座に給油等を自動停止する。
④顧客が給油作業等を終了したときは、給油等を自動停止する。
トピックス5-3図
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