[基準・認証制度の国際化への対応]
1 消防用機械器具等の国際規格の現況
人、物、情報等の国際交流を進めていくには、国又は地域により異なる技術規格を統一していく必要がある。このため、ISO(国際標準化機構)、IEC(国際電気標準会議)等の国際標準化機関では、国際交流の促進を技術面から支える国際規格の作成を行っている。
消防用機械器具等の分野については、ISO/TC21(消防器具)専門委員会において国際規格の策定作業が行われており、我が国としても積極的に活動に参加している。
なお、ISO/TC21の活動により、平成20年3月31日現在、73の規格が国際規格として定められているとともに、ISO/TC94/SC14(消防隊員用個人防護装備)分科会においても4つの規格が国際規格として定められている。