2.平成28年度より実施する研究開発
消防研究センターでは、平成28年度からの5年間を一つの研究期間として、次に掲げる四つの課題について研究開発を行うこととしている。これらの研究内容には、急速に進む高齢化や、南海トラフ巨大地震・首都直下地震などの巨大地震の発生等が危惧されていることを踏まえ、火災や爆発などによる災害の防止と、それらに対応する消防の対応能力向上により、火災等の災害からの住民の安全を確保することを目的に、消防本部などの意見やニーズを検討し、消防研究センターの研究計画においてカバーすべき研究課題が盛り込まれている。