宿泊施設をご利用の皆様からのよくあるご質問
- 「適マーク」はどこに貼ってあるの?
- 「適マーク」は、宿泊施設のフロントや玄関など、利用者の目につきやすい場所に掲出されています。
- 宿泊前に確かめる方法は?
- 「適マーク」が交付されているかについては、宿泊施設のホームページなどで確かめることができます。また、宿泊施設の所在地を管轄する消防機関や、市町村のホームページなどにも掲載されている場合があります。
- 「適マーク」の掲出が無い宿泊施設は危ないの?
- 「適マーク制度」は任意の申請による制度ですので、「適マーク」が掲出されていなくても法令違反にはなりません。
「適マーク」が掲出されている建物は、消防機関が審査した結果、防火安全に関する基準に適合していると認められた宿泊施設となりますので、利用者は「適マーク」を目印として、安全・安心な宿泊施設を選択することができます。
宿泊施設事業者の皆様からのよくあるご質問
- 「旧・適マーク制度」と何が違うのですか?
- 「旧・適マーク制度」は、一定規模以上の旅館、ホテル、劇場、百貨店などに消防機関が立入検査を行い、一定の防火基準に適合する場合に「適マーク」を交付する制度でした。
新しい「適マーク制度」は、宿泊施設からの申請に基づいて、消防機関が審査を行い、消防法令などの表示基準に適合していると認められた建物に「適マーク」を交付する制度となっています。
- 「防火優良認定証」とは何が違うのですか?
- 防火対象物定期点検報告が必要な建物で、特例認定を受けた場合に「防火優良認定証」を表示することができます。
- 申請料はかかりますか?
- 申請料は無料です。
- 「適マーク」が掲出されていない宿泊施設はどうなるのですか?
- 「適マーク制度」は、任意の申請による制度になりますので、「適マーク」が掲出されていなくても法令違反になりません。
「適マーク」が掲出されている宿泊施設は、消防機関が審査した結果、防火安全に関する基準に適合していると認められた宿泊施設になりますので、利用者は「適マーク」を目的として、安全・安心な宿泊施設を選択することができます。
- 現地調査を受けなければなりませんか?
- 「適マーク」の交付申請があると、消防機関は申請のあった建物について、表示基準の適合状況を判定するため、原則、申請書の添付書類により審査を行います。
なお、必要に応じて現場確認や消防訓練の立会いを行う場合があります。
- 消防訓練などにお客さまの参加が必要な場合がありますか?
- お客さまが訓練に参加する必要はありません。
訓練の方法については、お近くの消防機関にお問い合わせください。
- 危険物貯蔵タンクがある場合、製造所等定期点検記録表を添付する必要がありますか?
- 消防法第14条の3の2の規定により、定期点検を義務付けられている危険物貯蔵タンクがある場合は、添付が必要になります。
- 建築基準法に基づく定期調査報告書は、どの部分を添付すればいいのですか?
- 定期調査報告書の第1面から第4面および、調査結果表の写しを添付してください。
- 各点検結果に不備があった場合は不適合になるのですか?
- 原則として、不適合となります。
ただし、不備があっても早急に是正または改修をして申請時に改善していれば、不適合とはならない場合がありますので、お近くの消防機関にお問い合わせください。
- 建築物に既存不適格があると不適合になりますか?
- 建築構造、防火区画、階段について既存不適格がある場合、建築基準法では違反にならなくても、表示基準には不適合となることがあります。
ただし、例外として、適合として扱う場合がありますので、詳しくはお近くの消防機関にお問い合わせください。
- 「適マーク」は、希望する枚数を交付してもらえますか?
- 消防機関が宿泊施設に交付する「適マーク」については、原則、1施設につき1枚です。 ただし、複数箇所に掲出を希望する場合は、交付された宿泊施設の負担で複製することができる場合がありますので、詳しくはお近くの消防機関にお問い合わせください。
- 「適マーク」の画像をホームページに載せたいのですが?
- 「適マーク」の交付を受けた宿泊施設は、適マーク交付時に消防機関から通知されるパスワードを用いて、消防庁のホームページからダウンロードできますので、ご利用ください。
- 「適マーク」の掲出が制限されることはありますか?
- 「適マーク」の交付を受けている宿泊施設において火災が発生した場合は、消防機関による表示基準の適合性についての調査結果が確定するまでの間、「適マーク」の掲出が留保される場合があります。
- 「適マーク」を返還した場合、再交付の申請はできますか?
- 「適マーク」が返還された宿泊施設の関係者から、「適マーク」の交付について再申請され、再審査において表示基準に適合していると認められた場合には、返還前の「適マーク」の種別に関係なく「適マーク(銀)」が再交付されます。
- 継続して基準に適合しているとメリットはありますか?
- 3年間継続して表示基準に適合していることが認められた場合、有効期間が3年の「適マーク(金)」の交付が受けられます。