平成22年版 消防白書

第8節 その他の災害対策

[火山災害対策]

1 平成21年以降の主な火山活動の動向

桜島では、平成21年7月から平成22年9月上旬まで昭和火口で爆発的噴火を含む噴火の多い状態で経過した。同火口の火山活動は、長期的には次第に活発化している傾向が見られる。
口永良部島では、平成21年1月以降、二酸化硫黄の放出量が減少し、その後も少ない状態で推移している。火山性微動は、平成21年5月中旬をピークに減少し、その後は少ない状態で推移している。火山性地震は、9月下旬に一時的に増加した。
浅間山では、平成21年1月に入り火山性地震及び火山性微動がさらに増加し二酸化硫黄放出量も増加した。平成21年2月2日には、小規模噴火が発生し、降灰は関東地方南部でも確認された。その後、二酸化硫黄放出量は、3月以降次第に減少した。火山性地震はやや多い状態が続いていたが、平成22年4月以降はやや少ない状態で推移している。

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