2 ボランティア活動
東日本大震災においては、発災後まもなく被災した各県、市町村において、災害ボランティアセンターが立ち上がり、被災地のニーズとボランティアのマッチングを行った。
被災地では、泥かきやがれきの撤去・片づけ、思い出の品の修復作業、炊き出し、物資の仕分け、子どもの遊びや学習支援、高齢者への傾聴、通訳などのボランティア活動が行われた。
また、災害ボランティアへのニーズの変化に伴い、仮設住宅・避難所・地域における生活上の相談や交流会による地域づくり等を中心とした生活支援に関する活動が増えていった。
内閣府の調べでは、災害ボランティアセンターの紹介によりボランティア活動を行った者の延べ人数(10月16日現在)は、岩手県約279,200人、宮城県約405,600人、福島県約114,300人で合計約779,100人と推計している。
