特集
人口減少や高齢化に代表される社会の構造の変化、風水害の多発化・激甚化や災害の多様化等、消防を取り巻く状況は常に変化しています。これらに適切に対応していくとともに、今後発生が予測されている南海トラフ地震や首都直下地震をはじめとする地震災害等に備える必要があります。
平成30年においては、大阪府北部を震源とする地震や平成30年7月豪雨、平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震が発生するなど、各地において多くの被害が発生しました。
本特集では、最近の主な災害に関する被害状況や消防庁の対応を記載するとともに、消防を取り巻く変化を踏まえ重点的に実施した施策の取組状況について記載しています。