4.国民保護共同訓練
G20大阪サミット開催前の平成31年2月5日、サミット会場であるインテックス大阪及びその周辺施設におけるテロを想定し、サミットの運営に関わる27機関、延べ714人が参加して実動による国民保護共同訓練を実施した。
訓練では、G20大阪サミット関連イベント開催期間中にテログループにより化学剤が散布され、多数の負傷者が発生するという想定の下、実際の会場を使用した消防及び警察による初動対応、要救助者の救出救助、大阪府及び大阪市を中心とした現地調整所の運営、救急隊及び医師によるトリアージや応急処置、自衛隊による環境除染等、関係機関が密に連携し、一連の事案対応を実施した。訓練を通じてテロ発生時の各機関における事案対処能力を向上させるとともに、G20大阪サミット本番に向けて各関係機関間の活動調整、連携要領の確認を行った。

