[競争的研究費における研究開発等]
「消防防災科学技術研究推進制度」(競争的研究費)では、研究・開発の成果の社会実装化をより推進していくため、研究の熟度により3つのフェーズ(基礎研究、基盤・応用研究、社会実装研究)に分けて公募を行っている。
令和5年度は、学識経験者等からなる「消防防災科学技術研究推進評価会」の審議結果に基づき、政府方針や消防防災行政における重要施策等を踏まえ、新規課題については7件、令和4年度からの継続課題については3件を採択している(資料6-2、資料6-3)。本制度では、これまでに174件の研究・開発を終了しており、これにより消防防災分野に有用な多くの知見が得られるとともに、資機材等の社会実装や施策への反映などその成果が活用されている。