令和6年版 消防白書

資料2-5-15 熱中症による救急搬送状況の年別推移

(各年中)

(備考)
1 令和元年及び令和3~6年は5月~9月、令和2年は6月~9月の搬送人員数。
2 年齢区分は次によっている。
(1)新生児 生後28日未満の者
(2)乳幼児 生後28日以上満7歳未満の者
(3)少 年 満7歳以上満18歳未満の者
(4)成 人 満18歳以上満65歳未満の者
(5)高齢者 満65歳以上の者
3 初診時における傷病程度は次によっている。
(1)死 亡        初診時において死亡が確認されたもの
(2)重 症 (長期入院) 傷病程度が3週間以上の入院加療を必要とするもの
(3)中等症 (入院診療) 傷病程度が重症又は軽症以外のもの
(4)軽 症 (外来診療) 傷病程度が入院加療を必要としないもの
(5)その他        医師の診断がないもの及び傷病程度が判明しないもの、並びにその他の場所へ搬送したもの
※なお、傷病程度は入院加療の必要程度を基準に区分しているため、軽症の中には早期に病院での治療が必要だったものや通院による治療が必要だったものも含まれる。
4 発生場所は次によっている。
(1)住 居   敷地内全ての場所を含む
(2)仕事場①  道路工事現場、工場、作業所等
(3)仕事場②  田畑、森林、海、川等(農・畜・水産作業を行っている場合のみ)
(4)教育機関  幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校、専門学校、大学等
(5)公衆(屋内)不特定者が出入りする場所の屋内部分(劇場、コンサート会場、飲食店、百貨店、病院、公衆浴場、駅(地下ホーム)等)
(6)公衆(屋外)不特定者が出入りする場所の屋外部分(競技場、各対象物の屋外駐車場、野外コンサート会場、駅(屋外ホーム)等)
(7)道 路   一般道路、歩道、有料道路、高速道路等
(8)その他   上記に該当しない項目

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