火災事故について

火災事故の現状と正しい対応方法を知ろう

スマートフォンやモバイルバッテリーなどに使われていて、私たちの生活に欠かせないリチウムイオン電池。しかし、製品の欠陥、誤った取り扱いや廃棄方法により、火災事故が年々増加しています。現状を知り、万が一の際の正しい行動を確認しておきましょう。

年々増加する火災

全国の消防機関が把握している火災事故件数は、右肩上がりで急増しています。また、他のごみに紛れ込んだことが原因となる、ごみ処理施設等での火災事故も増加傾向にあります。

使用時の火災

リチウムイオン電池等から出火した火災(年別)

※廃棄されたリチウムイオン電池等を回収中のゴミ収集車等及びごみ処理関連施設から出火した火災件数を除く。

出典 消防庁 リチウムイオン電池等から出火した火災の調査

廃棄時の火災事故

発煙・発火を含むすべての発生件数

※出典 環境省

出火件数が多い製品と原因

モバイルバッテリー

電動工具

コードレス掃除機

スマートフォン

※イラスト出典 消費者庁(電動工具を除く)

主な出火原因

  • 落とすなど「外部からの強い衝撃」
  • 車内、かばんの中や布団の中など
    「高温下での放置・使用」
  • 電動工具等での
    「非純正バッテリーの使用」
リチウムイオン電池等から出火した火災の
調査結果について詳しく見る

もし出火したら…

最優先

周囲への周知と身の安全の確保

製品が急に激しく燃え出した場合は、まずは大声で周囲の人に火災であることを知らせてください。その後、製品から離れてご自身と周囲の人の身の安全を最優先に確保してください。

公共交通機関での対応

駅構内や列車・船内などで万が一発火や発煙を見かけた場合は、落ち着いて安全を確保し、速やかに係員や乗組員にお知らせください。

1直ちに「119番通報」

身の安全を確保してから119番通報をしましょう。周囲に人がいる場合は通報を依頼しましょう。

注意

炎が大きいなど、自分での対処が困難な場合は決して無理をせず、直ちに119番通報してください。

2安全が確保でき、可能であれば「初期消火」

火勢が収まった後など、安全が確保できる状況において可能であれば、被害の拡大を防ぐために以下の方法で消火を行ってください。

※モバイルバッテリー等、小型のリチウムイオン電池使用製品が出火した場合に限る。

  • 消火器を使う。
  • 大量の水をかける、水をためたバケツに投入する。

炎が消えても再び出火する可能性があるので、消防隊が到着するまで触れないようにしましょう。

  1. カーテン等、付近に燃え移った場合は、消火器で初期消火してください。
  2. 危ないと感じたらすぐに逃げてください。炎が天井に達した場合、一般的に消火器での消火は困難です。
  3. 電動自転車用のバッテリーなど、中・大型のバッテリーから出火した場合は、非常に危険ですので、すぐにその場から離れてください。