事業者の方へ処理・再利用の対策
事故を防ぎ資源を活かす、安全な処理と再利用について廃棄・リサイクル工程における火災リスクの低減と、重要資源の国内循環が急務となっています。総務省消防庁および関係省庁が連携し、技術・体制・規制の3点から推進している最新の対策を紹介します。
目次
処理体制の構築
廃棄物処理施設への高度選別機・
検知設備の導入支援
高度選別機の導入促進
民間企業のごみ処理施設等において、X線やAIを活用して混入したリチウムイオン電池を特定し、自動選別する高度選別機の導入を支援しています。
※出典:リチウムイオン電池総合対策パッケージ(個別施策集)
検知連携システムの導入促進
混入したリチウムイオン電池の発火を検知し、施設の自動停止、散水等の延焼防止対策、警報発報等の各設備が連携・連動するシステムの導入を支援しています。
※出典:リチウムイオン電池総合対策パッケージ(個別施策集)
回収拠点拡大と収集体制の構築支援
市町村におけるリチウムイオン電池等の処理等の実態調査
市町村におけるリチウムイオン電池等の回収量、処理費用、再資源化先の確保状況や事務コストなどを把握するための実態調査を実施します。
都道府県・市区町村等が連携した広域処理体制構築に向けた実証事業
都道府県と連携して複数の市町村がブロックを形成し、一斉収集・処理を行う実証事業を実施することで、回収量の確保、事務手続きの簡素化、処理コストの低減を目指しています。
不適正なスクラップヤード事業者への規制等公正な競争環境の整備
廃棄物に該当しない使用済リチウムイオン電池や雑品スクラップ等の不適正な処理に起因する生活環境保全上の支障の発生を防止するため、これらの物品の適正処理を確保するための不適正なスクラップヤード事業者に対する規制措置を講じ、公正な競争環境の整備を図っています。
再資源化に係る技術開発及び設備導入支援
リチウムイオン電池の再資源化に係る技術開発及び設備導入の支援を通じて、レアメタル等の金属資源の回収を実現し、経済安全保障の確保に貢献します。
再利用への取り組み
重要鉱物の回収・精製に向けた
実証実験
サプライチェーン強靭化
経済安全保障推進法に基づき、バッテリー生産に不可欠な重要鉱物のサプライチェーン強靭化を支援しています。
電池粉(ブラックマス)からの有用金属回収
具体的には、リサイクル工程で製造される電池粉(ブラックマス)から、ニッケル、コバルト、リチウムといった重要鉱物を回収・精製するパイロットプラントの実証事業を支援しています。
※出典:リチウムイオン電池総合対策パッケージ(個別施策集)
経済産業省 第2回 蓄電池のサステナビリティに関する研究会
※出典:リチウムイオン電池総合対策パッケージ(個別施策集)
経済産業省 第2回 蓄電池のサステナビリティに関する研究会
ブラックマスからのリチウム/コバルト/ニッケル回収の実証事業
※出典:リチウムイオン電池総合対策パッケージ(個別施策集)