消防関係製品の不具合・事故等について 平成28年
平成22年4月1日以降、総務省消防庁に報告があったものを対象としています。
平成28年
発生日時 | 発生場所 (都道府県) |
製品の種類 (製造者名・形式番号又は製品名) |
物的被害 | 人的被害 |
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平成28年11月4日 | 宮城県 | パッケージ型消火設備Ⅰ型 | なし | なし |
概要: 解体する建物に設置されていたパッケージ型消火設備Ⅰ型を回収し、薬剤容器に充填されている薬剤を放射しようとしたところ、有効に薬剤が放射できなかった。 |
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平成28年10月5日 | 東京都 | パッケージ型ガス消火設備 | なし | なし |
概要: パッケージ型ガス消火設備のガス充填容器を搬入中、圧力スイッチ部分からガス充填容器の消火ガスが漏れ出ていた。 |
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平成28年9月9日 | 東京都 | スプリンクラー設備等の制御盤内配線用遮断器 | なし | なし |
概要: 消火ポンプの試運転をした際に、配線用遮断器の保護装置が作動して電源供給が遮断され、ポンプが始動しなかった。 |
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平成28年8月23日7時55分 | 神奈川県 | ヤマトプロテック(株)粉末10型加圧式消火器 | 現物破損 | 負傷者1名 |
概要: 60歳代の男性が老朽化していた消火器を廃棄するため内部の薬剤を放出させようとして安全栓を抜きレバーを握ったところ、本体底部が破裂し、飛散した破片の一部が地面から跳ね返り、操作者の額に当たり受傷したもの。 |
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平成28年7月29日17時00分 | 栃木県 | 消火器(ヤマト消火器株式会社) | 現物破損 | 負傷者1名 |
概要: 60歳代の男性が蜂の巣を駆除しようとして、屋外に放置していた1981年製造の消火器(10型)を噴射したところ、破裂し本体が顔面に接触、入院3週間以上の重症を負ったもの。 |
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平成28年5月27日 | 沖縄県 | 誘導音付点滅形誘導灯 | なし | なし |
概要: 誘導灯の連動作動試験を消防設備点検に確認中、誘導音及び点滅動作が規定されている時間継続しなかった。 |
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平成28年5月18日10時15分 | 滋賀県 | 大型消火器(日本ドライケミカル エクスチン粉末蓄圧式消火器 PAN-50W) | 現物破損 | 負傷者1名 |
概要: 60歳代の男性作業者(1名)が大型消火器(50型蓄圧式)を廃棄目的で解体するため、バルブプラグ(ネジ部分)にディスクグラインダーで切り込みを入れ、ハンマーで叩き開放しようとしたところ消火器の内圧によりバルブプラグが飛び出し、左大腿部に当たり裂傷を負ったもの。 |
※製造者・販売者等において、無償修理、交換、返金等の措置を行うとして公表済み。