消防関係製品の不具合・事故等について 平成29年
平成22年4月1日以降、総務省消防庁に報告があったものを対象としています。
平成29年
発生日時 | 発生場所 (都道府県) |
製品の種類 (製造者名・形式番号又は製品名) |
物的被害 | 人的被害 |
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平成29年11月24日 | 愛知県 | 緩降機 | なし | 負傷者4名 |
概要: 建物の2階から緩降機を使用した避難訓練を実施した際に、緩降機での降下が完了した5名のうち4名が痛みを訴えたもの。 |
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平成29年9月11日13時00分 | 愛知県 | ハロゲン化物消火設備制御盤の蓄電池設備 | なし | なし |
概要: ハロン容器室から警報音(ブザー)が聞こえるので扉を開け、容器室内を確認したところ、何らかの原因により蓄電池設備が過放電状態となり、蓄電池設備から制御盤への電源供給ができなくなったもの。 |
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平成29年8月23日9時15分 | 愛知県 | エアゾール式簡易消火具(ヤマトプロテック㈱FMボーイk)※ | 天井2か所及び壁面1か所が破損 | なし |
概要: 家人が2階にいたところ、1階の台所で大きな音がして、見に行くとエアゾール式簡易消火具が破裂し天井2か所及び壁面1か所が破損していた。周囲には薬液が散乱しており、破裂した缶が転がっていた。 |
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平成29年8月23日 | 千葉県 | 蓄圧式の消火器 | なし | なし |
概要: 消火器の設置に伴う消防検査時において、消火器内部の圧力が、使用圧力範囲を超えていたもの。 |
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平成29年8月21日14時00分 | 千葉県 | エアゾール式簡易消火具(ヤマトプロテック㈱FMボーイk)※ | なし | なし |
概要: 8月21日の午後2時ごろに2階の寝室でテレビを見ていたところ、突然、エアゾール式簡易消火具が破裂したもの。負傷者等はなし。 |
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平成29年7月27日17時40分 | 福岡県 | エアゾール式簡易消火具(ヤマトプロテック㈱FMボーイk)※ | なし | なし |
概要: 被害者宅の炊事場に置いていたエアゾール式簡易消火具「FMボーイk」(ヤマトプロテック株式会社製)が突然破裂したもの。 |
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平成29年7月22日21時15分頃 | 兵庫県 | 一斉開放弁(泡消火設備) | なし | なし |
概要: 泡消火設備の(減圧型)一斉開放弁のシリンダー上部が破裂し、泡消火薬剤を含んだ泡水溶液が誤放出されたもの。なお、手動起動弁は操作されておらず、また、感知用スプリンクラーヘッドも作動していないもの。 |
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平成29年7月14日19時30分 | 三重県 | エアゾール式簡易消火具(ヤマトプロテック㈱FMボーイk)※ | なし | なし |
概要: 外出先から帰宅した際、台所に設置してあったエアゾール式簡易消火具が破裂し、天井に穴が空き、消火薬剤が飛散しているのを家人が発見した。 |
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平成29年6月8日 | 愛知県 | 自家発電設備 | なし | なし |
概要: 自家発電設備の運転による振動で、燃料タンクの戻り配管部分に亀裂が生じ、燃料が滲み出た。 |
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平成29年5月5日13時25分 | 兵庫県 | ヤマト消火器株式会社・YA-10R型(消第58-134号 1985年製 52871) | なし | 負傷者1名 |
概要: 50代男性が玄関前(屋外)に長期間置かれていた古い消火器を見つけ、消火器の底が錆びていたので廃棄しようと思い、家の前の側溝にノズルを向け、レバーを握ったところ、消火器が破裂してロケットのように飛んで左手の内側にあたり負傷したもの。 |
※製造者・販売者等において、無償修理、交換、返金等の措置を行うとして公表済み。