2 規制改革推進のための3か年計画への取組
これまで、7次にわたる規制改革の推進のための政府計画等を策定する中で、消防庁では、消防防災分野において内外からの意見・要望を踏まえて、安全性の確保を図りつつ、新技術への対応、手続の簡素化などの観点から積極的に規制改革を推進してきた。
規制改革は、引き続き、構造改革の重要な柱であり、平成19年1月には、内閣総理大臣の諮問機関として民間人主体の「規制改革会議」が設置されるとともに、政府にも全閣僚から構成される「規制改革推進本部」が設置され、規制改革推進のための体制が改めて整備された。その推進体制の下、規制改革を国民本位の改革として、一層強力かつ着実に推進するため、「規制改革推進のための3か年計画」(平成19年6月22日閣議決定)が策定され、その後の改定(平成20年3月25日閣議決定)を経て、消防防災行政に係るものとして以下の14項目が対象となっており、消防庁として所要の措置を講ずることとしている(第5―2表)。


