第8節 海外から受け入れた救助隊等の活動
海外からは、29の国、地域、機関から救助隊・専門家チーム等が派遣された。消防としては、緊急災害対策本部から消防庁への要請に基づき、宮城県においてドイツ、スイス、オーストラリア及びニュージーランドの救助隊、岩手県において米国、英国、中国の救助隊の活動を支援した。
各国救助隊の活動場所については、消防庁と宮城県及び岩手県の災害対策本部との間で調整を行った。現地での活動については、宮城県においては登米市消防本部を中心に宮城県に派遣された緊急消防援助隊(札幌市消防局(指揮支援部隊長)、京都市消防局(指揮支援隊)、鳥取県隊等)、岩手県においては大船渡市消防本部を中心に岩手県に派遣された緊急消防援助隊(名古屋市消防局(指揮支援部隊長)、大阪市消防局(指揮支援隊)、堺市消防局、山形県隊等)が活動場所の割り振り、連絡員の配置などを実施し、各国救助隊の活動に協力した。