第9節 石油コンビナート災害に対する活動
仙台地区では、危険物施設等の火災や危険物流出に対して、地元消防本部に加え緊急消防援助隊が消火、警戒等の活動を実施した。また、震災発生11日後に、浮き屋根式屋外貯蔵タンクの全面火災に備えるため、広域共同防災組織の大容量泡放射システムが出動した。
京葉臨海中部地区では、高圧ガス貯蔵施設等の火災へ対応するため、地元消防本部に加え、県消防広域応援隊及び緊急消防援助隊が海上及び陸上から、海上保安庁及び独立行政法人海上災害防止センターの船舶が海上から消火活動等を実施した。また、共同防災組織の大容量泡放射システムが出動した。
