第7節 危険物施設及び石油コンビナート施設における地震・津波対策の推進
1 危険物施設における地震・津波対策の推進
東日本大震災では、被災地における危険物施設も地震や津波により大きな被害を受けた。
このことに鑑み、消防庁では「東日本大震災を踏まえた危険物施設等の地震・津波対策のあり方に係る検討会」を開催し、これらの施設の被害状況の実態調査を通じ、危険物施設における地震・津波対策について検討を行った。
検討会では、屋外タンク貯蔵所における危険物の漏えいを最小限に防止するための措置や、危険物施設における津波発生時に係る対応の予防規程への明記等が必要であるとされた。