Topics4 消防防災行政の広報について
令和5年度は、7月からドラマ「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日系列、原作:池井戸潤氏)、9月からアニメ「め組の大吾 救国のオレンジ」(読売テレビ・日本テレビ系列、原作:曽田正人氏、冨山玖呂氏)といった、消防をテーマにしたドラマ・アニメ番組が放映された。
消防庁では、これらを消防に対する国民の理解、認知度を向上させる絶好の機会と捉え、番組と連携し、様々な広報事業を行った。
■ハヤブサ消防団
東京での暮らしに見切りをつけ、亡き父の故郷であるハヤブサ地区に移り住んだミステリ作家の三馬太郎。地元の人の誘いで居酒屋を訪れた太郎は、消防団に勧誘される。
迷った末に入団を決意した太郎だったが、やがてのどかな集落でひそかに進行していた事件の存在を知る—。連続放火事件に隠された真実とは?
(ドラマ原作小説特設ホームページから引用)
≪タイアップポスターの配布≫
ドラマとタイアップした2種の消防団員募集ポスターを作成し、全国の都道府県、市町村、消防本部等にそれぞれ4万枚を配布した。
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≪消防庁長官コメント≫
タイアップポスターに関するテレビ朝日の取材を受け、タイアップポスターを作成・配布した狙い等について消防庁長官がコメントを寄せ、SNS上で多くの注目を集めた。
≪ドラマ出演者への消防操法の指導≫
ドラマ中に消防操法大会のシーンがあることから、消防団活動のPRの一環として、東京消防庁の多大な協力を得て、ドラマ出演者に対し、消防操法の指導を行った。
≪番組エンドロールへの掲載≫
これらの協力を踏まえ、番組のエンドロールに、「特別協力 総務省消防庁」と掲載された。
■め組の大吾 救国のオレンジ
―いつか“日本”を救う運命の三人 その魂の成長物語―若き消防官のアツい魂の成長物語、始動!
卓越した才能と唯ならぬ覚悟を燃やす十朱大吾。
自身の壁にぶつかり奮闘する斧田駿。数少ない女性の特別救助隊員を目指す中村雪。
特別救助隊(通称:オレンジ)を目指す三人の消防官が出会う時、救国の物語が動き出す。
彼らが立ち向かう相手は、“国難”―日本の危機!!
(番組公式ホームページから引用)
≪タイアップポスター等の配布≫
「関東大震災から100年。学ぼう防災。守ろう命。」をテーマとしたタイアップポスターを作成し、全国の都道府県、市町村、消防本部等に3万4千枚を配布した。
また、声優3名(榎木淳弥氏、八代拓氏、佐倉綾音氏)を起用し、住宅用火災警報器の推進をテーマとしたポスターを5万枚作成・配布した。
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≪アニメ声優等の「消防応援大使」への任命≫
消防庁施策の情報発信への協力を目的として、榎木淳弥氏、八代拓氏、佐倉綾音氏及び原作者の曽田正人氏を、総務大臣が「消防応援大使」に任命した。
≪こども霞が関見学デーでのグッズ配布≫
8月上旬の「令和5年度こども霞が関見学デー」で、タイアップポスターをデザインしたカードをイベントに参加した子どもたちに配布した。