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4.防災協力協定の仕組み
このスーパーマーケットの取り組みのように、最近、数多くの地方公共団体で、事業所との間に防災協力協定が結ばれています。
ここで、防災協力協定について、考え方と仕組みを紹介します。
この図は、災害時に商店が物資を提供するという防災協力協定について説明したものです。普段、地域住民はお店で直接買い物をし、地方公共団体では災害時に備えて備蓄を奨励したり、防災協力協定についての普及啓発を行います。災害時には地方公共団体は協定を結んだ価格でそのお店から必要となる物資を買い上げます。そして、被災者となった地域住民に供給します。地方公共団体が調達する物資は、食料だけではなく飲料水などさまざまあります。
防災協力協定は、こうした物資の提供だけでなく、初動期から応急復旧期段階まで幅広い分野で締結されています。