平成30年版 消防白書

3.今後の取組

従来、宿泊サービスはホテルや旅館等により提供されてきたが、民泊は住宅を活用して宿泊サービスを提供する新しい事業形態であり、今後は種々様々な形態で発展していくことが想定されるため、このような多様性に対応しながら、利用者や周辺住民の安全性を確保しつつ、よりわかりやすく合理的な防火安全対策が講じられるように事業者や消防本部、関係団体の意見を踏まえ、引き続き検討を進めていく。

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