3.全国消防救助技術大会
救助活動に必要な体力、精神力、技術力を養うとともに、全国の救助隊員が一堂に会し、競い、学ぶことを通じて他の模範となる救助隊員を育成することを目的に、昭和47年(1972年)から毎年開催されている(主催:一般財団法人全国消防協会、後援:消防庁ほか)。
本大会は、陸上の部と水上の部に分かれており、それぞれで、隊員一人一人が基本的な技能を練磨する「基礎訓練」、隊員個人の技能とともに隊員間の連携を練磨する「連携訓練」、使用する資機材や訓練要領等を定めず出場隊員の創意工夫のもと訓練想定から救助方法までを披露する「技術訓練」が行われる。
令和3年に開催予定であった第49回大会は、新型コロナウイルス感染症の影響等を勘案し、中止となった。第50回大会は、令和4年8月に東京都立川市で開催される予定である。