1.家や地域のリスク(風水害編)
水害、土砂災害から身を守るために、家や地域のリスクを学びましょう。
家や地域のリスクを知ることができるマップとして、ハザードマップがあります。洪水ハザードマップ、土砂災害ハザードマップ、高潮ハザードマップなどの種類があります。
洪水ハザードマップでは、洪水や内水氾濫が起こった場合に水がどれぐらいの高さまで来るかが色分けされているため、予め自宅や避難経路などの状況を把握することができます。
土砂災害ハザードマップでは、梅雨時期の集中豪雨や台風に伴う豪雨などにより、土砂災害が発生した場合に被害がおよぶおそれのある区域を把握できます。
高潮ハザードマップでは、想定し得る最大規模の高潮による氾濫が発生した場合に浸水が予想される区域を把握することができるので、予め自宅や避難経路において、水がどれぐらいの高さまで来るか確認しておきましょう。
ハザードマップを活用して、自宅から避難先までの安全な避難経路を確認しておきましょう。
河川の氾濫や高潮の被害を受けにくい高台であっても、その地域の排水設備の機能を上回る降水量には対応できなくなります。ハザードマップポータルサイトや、各自治体が発行しているマップを確認し、備えましょう。以上の点を踏まえ、水害、土砂災害から身を守るために、家や地域のリスクを事前に知ることが重要です。
チャプター
- 1.家や地域のリスク(風水害編)
- 2.防災気象情報・避難情報等に基づく避難行動(風水害編)
- 3.コロナ禍の避難行動や避難生活(共通編)