火災現場は概ね次のパターンとなります。
街区角にある建物火災は、建物の配列状況から見て延焼危険方面が少なく、消火活動が比較的容易です。この場合、両側面に延焼しますので、この面に優先的に進入することが原則です。特に先着隊の第1線は、延焼危険の大きい方面又は風下方面に進入します。第2線は、延焼危険の大きい方面、又は風下方面の第1線が進入していない側面に進入します。
第2着隊第1線は、延焼危険の大きい方面に進入し、第2線は同方面の第1線が進入していない側面というように、到着順に従い状況に応じて包囲体制をとるように進入します。
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