第2節 危険物施設等における災害対策
[危険物施設等における災害の現況と最近の動向]
危険物施設(P.101([危険物行政の現況]|1.危険物規制|(1)危険物規制の体系)*2参照)における事故は、火災(爆発を含む。)と危険物(P.101([危険物行政の現況]|1.危険物規制|(1)危険物規制の体系)*1参照)の流出に大別される。危険物施設の火災及び流出事故件数は、平成6年(1994年)から増加傾向にある。平成29年中(平成29年1月1日~12月31日)は、火災が195件、流出が369件で合計564件となっており、前年より7件減少しているが、依然として高い水準で推移している(第1-2-1図)。
第1-2-1図 危険物施設における火災及び流出事故発生件数の推移
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(備考)
1 「危険物に係る事故報告」により作成
2 事故発生件数の年別の傾向を把握するために、震度6弱以上(平成8年9月以前は震度6以上)の地震により発生した件数とそれ以外の件数とを分けて表記してある。