3-18.損害保険の種類 自動車保険

自動車を取り巻くリスクに備える保険としては、法律で契約が義務付けられている自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と任意の自動車保険の2つがあります。

ここでは、自動車を災害や事故などのリスクから守る任意の自動車保険について学びます。自動車保険の簡単理解コースでポイントを押えましょう。

自動車を取り巻くさまざまなリスクに対応する保険を組み合わせて加入することで、万一に備えるものです。

具体的には、左のような保険があります。各保険の詳しい内容については、≪自動車保険詳細理解コース≫をご覧ください。


車両保険については、一般的に、地震以外の災害による自動車自体の損害は保険金が支払われます。
※ 左の表は、保険会社によって取扱いが異なる場合があります。詳しくは、お近くの各保険会社、代理店におたずねください。

「車両保険」を付けていても、地震もしくは噴火またはこれらによる津波による車両損害、これらの災害に伴って生じた事故・秩序の混乱に基づいて生じた事故については、保険金が支払われませんので、注意が必要です。
※ ただし、別途、特約を付帯することで、地震もしくは噴火またはこれらによる津波に起因する車両損害をカバーする方法もあります。詳しくは、お近くの保険会社・代理店におたずねください。

エコノミー車両保険(自動車相互衝突危険「車両損害」担保特約(相手自動車確認条件付)付車両保険)の契約をしている場合、保険料は安くなりますが、相手自動車が確認できる衝突・接触事故以外保険金は支払われません。

車両保険を付けていないと水没による走行不能損害はカバーされません。エコノミー車両保険の場合、保険金は支払われませんので注意が必要です。
※ エコノミー車両保険の契約でも「車両危険限定担保特約」の場合は、水没による損害はカバーされます。

自動車の保管場所が地下や河川敷の場合、大雨・台風の際水没して使用不能になることがありますのでご注意ください。
自動車保険のポイントは以上です。

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