9.都市ガスを安全に使う為のポイント7

不完全燃焼による一酸化炭素中毒は、ガス器具の点検を行うことによっても、防止できます。

例えば、お風呂の排気筒(煙突)内に鳥が巣を作っていたり、詰まっていたり、または外れていたりすると、不完全燃焼を招く危険があります。定期的に点検をして、安全を確認して下さい。

小型湯沸し器では、熱交換器の目詰まりなどが、不完全燃焼の原因になります。熱交換器のフィンに汚れや詰まりがないかチェックして下さい。


FF暖房機、ファンヒーターは、エアフィルターのお掃除を行って下さい。

ガスコンロでは、バーナーの部分が目詰まりすると、不完全燃焼を起こす危険が生じます。器具ブラシなどで定期的にお手入れをして下さい。

古いタイプの金網ストーブをお持ちの方は、金網部分に変形や、損傷が無いか点検して下さい。自分で点検ができない場合は、ガス会社へ点検を依頼して下さい。