9.都市ガスを安全に使う為のポイント7
不完全燃焼による一酸化炭素中毒は、ガス器具の点検を行うことによっても、防止できます。
例えば、お風呂の排気筒(煙突)内に鳥が巣を作っていたり、詰まっていたり、または外れていたりすると、不完全燃焼を招く危険があります。定期的に点検をして、安全を確認して下さい。
小型湯沸し器では、熱交換器の目詰まりなどが、不完全燃焼の原因になります。熱交換器のフィンに汚れや詰まりがないかチェックして下さい。
FF暖房機、ファンヒーターは、エアフィルターのお掃除を行って下さい。
ガスコンロでは、バーナーの部分が目詰まりすると、不完全燃焼を起こす危険が生じます。器具ブラシなどで定期的にお手入れをして下さい。
古いタイプの金網ストーブをお持ちの方は、金網部分に変形や、損傷が無いか点検して下さい。自分で点検ができない場合は、ガス会社へ点検を依頼して下さい。
チャプター
- 1.はじめに
- 2.ガスの種類
- 3.都市ガスを安全に使う為のポイント1
- 4.都市ガスを安全に使う為のポイント2
- 5.都市ガスを安全に使う為のポイント3
- 6.都市ガスを安全に使う為のポイント4
- 7.都市ガスを安全に使う為のポイント5
- 8.都市ガスを安全に使う為のポイント6
- 9.都市ガスを安全に使う為のポイント7
- 10.都市ガスを安全に使う為のポイント8
- 11.LPガスを安全に使う為のポイント1
- 12.LPガスを安全に使う為のポイント2
- 13.LPガスを安全に使う為のポイント3
- 14.LPガスを安全に使う為のポイント4
- 15.LPガスを安全に使う為のポイント5
- 16.LPガスを安全に使う為のポイント6
- 17.LPガスを安全に使う為のポイント7
- 18.LPガスを安全に使う為のポイント8
- 19.ガス機器が持つ防災設備 (都市ガス)
- 20.ガス機器が持つ防災設備 (LPガス)
- 出典・協力・資料提供