東日本大震災に学ぶ
1.はじめに

平成23年3月11日の午後2時46分頃、三陸沖の深さ約25kmで、マグニチュード9.0の地震が発生しました。
この地震は東北地方太平洋沖地震と名づけられました。
その規模は、これまでに日本国内で観測されたなかで最も大きく、宮城県栗原市で震度7を記録しました。

また、この地震により大きな津波が発生しました。高さは岩手県大船渡市では16.7mとなり、岩手県宮古市で最大40.5mも陸地の斜面を駆け上ったことが観測されています。

この地震と津波がもたらした災害を、東日本大震災と呼びます。
ここでは、今後も起こり得る大規模災害について被害を最小限にとどめるために、東日本大震災から学ぶべき教訓について見ていきましょう。

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