災害時には、火葬施設もさまざまな被害を受ける可能性があります。また、多くの死亡者が発生し、既存の火葬施設の処理能力では対応が間に合わないということもあるでしょう。こうした場合に適切に対応し、火葬施設を確保することも市町村の重要な役割です。
このため市町村は、発災時に、まず平常時から利用している火葬施設の被害状況を把握し、その運転再開を支援します。
施設の被害が甚大な場合や、死者数が大幅に処理能力を上回る状況では、他都市における火葬の手配を行います。
以下、それぞれについて少し詳しく見てみましょう。
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