復興計画の作成
7.地区別施策の検討

 特に大きな被害を受けた地区について、地区別に検討すべき施策もあります。
 被害があまりにも大きかったり、将来的に危険な状態が続いたりすると、その地区での集落再建は難しいことがあります。その場合は、防災集団移転促進事業などにより、集落の移転を検討します。また道路・公園など都市基盤の整備が遅れている地区では、土地区画整理事業などの導入を検討します。
 このように、被害が甚大な地区については、さまざまな事業手法などを用いながら、個別に計画を策定します。そこに暮らす住民と丁寧に話し合いながら、進めることが大切です。

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