団員確保に向けたマニュアルの策定について
今後、大規模災害はもとより、激甚化・頻発化する風水害等に備え、地域防災力の中核を担う消防団の万全な体制を構築するためには、消防団員の更なる確保が不可欠となります。
本マニュアルは、消防団の魅力発信をはじめ、関係機関等との連携強化、消防団員の負担軽減や消防団員が活動しやすい環境づくりなどの働き方改革など、団員確保につながるノウハウを9つのポイントに分け、各地域の優良事例を多数取り上げております。
各地域において、団員確保を含め、消防団の充実強化につながる取組を検討する際等、様々な機会にご活用ください。
資料ダウンロードはこちら👉消防団員の確保に向けたマニュアル
マニュアルの構成
1.はじめに
- 消防団をとりまく現状
- マニュアルの全体像
2.団員確保において最初に考えるべきポイント
ポイント①地域の現状を把握する
- 01 消防団員への聞き取り
- 02 地域住民への聞き取り
3.消防団の魅力発信のポイント
ポイント②消防団の魅力を明確化する
- 01 消防団の魅力
- 02 入団促進のターゲットの明確化
ポイント③認知度や関心度を高める
- 01 イベント編
- 02 ポスター・チラシ編
- 03 広報誌編
- 04 SNS編
- 05 マスメディアによる広報編
- 06 団員や職員の人脈を活かした働きかけ編
- 07 その他の認知度向上のための取組
4.新規団員確保に向けた働きかけのポイント
ポイント④機能別団員・機能別分断制度を活用する
- 01 地域に必要な機能別団員・機能別分団制度の検討
- 02 基本団員への説明
ポイント⑤事業所との連携
- 01 事業所へのアプローチ
- 02 事業所の協力を得るためには
- 03 事業所における団員確保
ポイント⑥大学等との連携
- 01 大学等へのアプローチ
- 02 大学等の協力を得るためには
- 03 大学等における団員確保
ポイント⑦地域との連携
- 01 連携する主体の検討と連携手法
- 02 地域へのアプローチ
- 03 地域の協力を得るためには
5.働き方改革等の環境づくりのポイント
ポイント⑧消防団の負担軽減等の働き方改革を進める
- 01 デジタル技術の活用による負担軽減
- 02 操法大会や訓練等の見直しによる負担軽減
- 03 風通しが良く団員の主体性を引き出す組織づくり
ポイント⑨ハード面等の環境整備を進める
- 01 消防団詰所における女性用トイレや更衣室の整備
- 02 子育て世代の団員が活動しやすい環境づくり
- 03 小型車両・資機材の整備促進
- 04 活動服等のデザイン刷新