1号消火栓の取扱要領を説明します。
1号消火栓は、必ず2人以上で操作を行います。
ホース1本の長さは、15メートルで2本収容してあることから、30メートルの長さになります。火元に近くて延焼の危険がない消火栓を選びましょう。
まず、起動ボタンを押します。起動ボタンを押すとポンプが起動し、火災を知らせる警報ベルも鳴動します。
次に扉を開けます。
中のホースを絡まないようフックから外して取り出します。
わきの下にノズルとホースを抱え、火元に向かいます。ノズルが下になりホースが上に来るようしっかりと、脇の下に抱え、上からホースが順序良く落ちていくとスムーズなホースの延長が行えます。
ホースにゆとりを持ってホースを延長します。
もう一人は、ホースの延長の際、ホースを腰にあてホースのゆとりを取ります。
ホースの延長後、火元に向けて構え、消火栓ボックスで待機しているもう一人の人に「放水はじめ」の合図を送ります。
「放水はじめ」の合図でバルブを開け、送水します。
送水を確認した後は、ホースの折れ曲がりなどを確認しながらホースの先に向かい、筒先を持っている人の補助を行います。
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