初期消火
4.三角バケツ

三角バケツは、バケツから水を放出するときに、一度に全ての水が出てしまわない構造となっているため、バケツ内の水を数度に分けて放出することができます。また、部屋の隅に置けるよう、三角になっています。
消火のコツは、まず、1回目は重さと反動があるので、やや下の方に向け、2回目からは、上の方からかけます。
一度かけたら、バケツ内に残っている水が投水口に集まるように、バケツを素早く立てて引き、繰り返しかけます。
立体的に燃えている場合は、上の方からかけると水が落下しながら消火するので、二重の効果があります。
使い方は、まず、キャップを取り、次に腰までひきつけ火元を見る。さらに前方へ押し出すといった動作で使います。
三角バケツは、目につきやすく使いやすいところに置いておきましょう。
三角バケツには、非常時の飲み水として使える様に考えてあるものもありますので是非準備しておきたいものです。

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