勤務時間外の発災に備えるためには、各職員に、参集に関するイメージトレーニングを行わせることが必要です。災害時には、日常的に用いている通勤経路が、危険にさらされたり被害を受けていたりすることがあるでしょう。職員には、あらかじめ危険箇所のチェックや迂回ルートの検討をさせておくことが必要です。
また、普段利用している交通機関が被災した場合を想定し、どのような手段を用いて参集するかの検討も必要です。自転車や徒歩で参集しなければならないことも想定しておきましょう。
単に「災害時は参集」という理想論を掲げるだけでなく、このように具体的なイメージトレーニングを行うことで、初動対応がより実効性を持つことになるのです。
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