救出·捜索
1.救出・捜索

 災害時には、倒壊した家屋に閉じ込められたり、土砂に埋まって行方不明になるなど、救出・捜索活動を必要とする人が発生するおそれがあります。大規模な災害では、その数が膨大な量となることもあるでしょう。また、新潟県中越地震の山古志村のように、道路の寸断により村民全員の避難が必要となる救出活動もあります。
 現場でこうした救出・捜索の活動に当たるのは、消防職員、消防団員、警察官が中心となります。しかし、市町村職員にも、これら現場活動と連携しつつ進めるべき重要な役割があります。
 このレッスンでは、救出・捜索活動の中で市町村がどのような役割を果たすかについて学びます。また、いざというときに大きな力となる自主防災組織などの救出活動についても紹介します。

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