風水害
5.「命を守るために」事前対策の重要性

災害についての正しい情報と事前の備えを万全にし、家族の安全を守りましょう。

まず普段できることから始めます。住んでいる地域や日頃の行動範囲内に、どういった場所でどんな災害の危険があるのか調べておきます。

市区町村の役所・役場で知ることのできる危険箇所などもあります。

自治体によっては、そのために「ハザードマップ」を配布しているところもありますので、ぜひ参考にしましょう。 また安全な避難路もあらかじめ確認しておきたいものです。

避難する場所や道順、隣近所との協力体制などについてチェックしましょう。


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非常持ち出し品の用意、いざというときの連絡方法や役割分担を家族で確認しておく、といったことも大切です。これまでご紹介した対策のほかに、次のような備えもしておきましょう。


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ふだんから、家の周りを確認し、モルタルに亀裂はないか、板壁に腐りや浮きはないかチェックします。
また、テレビアンテナの設置状態や、瓦のひび・割れ・ずれ・はがれはないかもチェックします。

台風が近づいてきたら、風が強くなる前に風で飛ばされそうなものは室内に取り込みます。また、倒れたり流されそうなものはしっかりと固定します。
さらに、窓ガラスのひび割れ、窓枠のがたつきはないかチェックします。 強風などによる飛来物に備え、雨戸を閉めたり、テープや飛散防止フィルムなどで窓ガラスを補強しましょう。

風水害は、普段からの防災の準備と心構えによって、被害を最小限に抑えることができます。

「災害への備えコース」もあわせてご覧ください。

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