緊急輸送道路の確保
5.ネットワークの再構築

 次に、調査結果に基づいて、新たにネットワークを構築します。
 あらかじめ指定した緊急輸送道路が、そのまま利用できるようであれば、特に問題はありません。そのまま事前の計画を適用することができます。しかし、障害物の除去や応急復旧に、ある程度の時間がかかる場合もあります。仮にこれらの作業に多くの時間を要するようであれば、別のルートを選定し、ネットワークを再構築します。
 この際には、都道府県や国など、関係機関との協議も欠かせません。
 また、緊急輸送道路として一般車両の通行を規制することから、同時にこれらの車両のための迂回路を設定することも必要です。

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