消防における安全管理とは、「危険性を伴う任務の遂行を前提として消防活動を実施するにあたり、事故の絶無を期するため、事故要因を合理的に除去するための一連の安全対策」をいいます。
東日本大震災において、私たちは、津波の怖さ、そしてハザードマップなどで示されている想定の限界を思い知らされました。一方で、この教訓を生かし、今後の巨大地震・津波災害に備えなければなりません。消防団が、国民の生命、身体及び財産を保護するという消防の任務を遂行しながらも、活動する消防団員の命を守るためには、津波災害時の潜在的な危険要因をできるだけ排除しておくことが求められます。
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