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人類の歴史は水との闘いといっても過言ではありません。水を治める者は国を治めるとまで言われていました。
台風や集中豪雨などによる河川の氾濫や家屋の浸水被害などの水害が予測される場合は、消防団は水防管理者の所轄の下(もと)に、被害を最小限に抑えるために行動します。
水防とは、水害を防ぐことですが、その方法としては、堤防の補強など水防施設を充実させる予防対策と水害発生時、又は発生しそうなときに応急措置による防ぎょ活動を言いますが、一般的には後者を意味しており、特に消防団の任務は応急措置ですので、このレッスンでは、応急措置について考えていきます。
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