総務省消防庁
文字サイズ 標準

久保 敏昭さん (40代) 栃木県 益子町消防団 インタビュー

地域のリーダーとして益子町の元気の源に

久保 敏昭さん(40代) 栃木県 益子町消防団 第1分団第2部/任命 H22.4.1

久保 敏昭さん

普段のお仕事ぶりを教えてください。

 培った研磨技術と精密切削加工を得意分野としており、機械部品加工や検査、精密検査器による測定を行っています。顧客ニーズに対応したオリジナル商品のご提案や商品化、電子基板の開発や組立加工にチャレンジして、お客様からの信頼にお応えすべく努力しております。その他、大手企業の外注として検査・加工・組立にも対応しております。

久保 敏昭さん

消防団を知ったきっかけ、入団するに至った経緯は何ですか?

 地元消防団の詰所が家の近くにあり、昔から消防団の存在は知っていました。
 そんな消防団に入団するきっかけは、地元祇園祭の彫刻屋台運行仲間に副団長をはじめ、数名の消防団員が在籍しており、副団長より「消防団活動を通じて一生涯の仲間を作り、地域のリーダーとして益子町の元気の源になれる消防団に入団しないか」と誘われたことです。

久保 敏昭さん

消防団ではどのような活動をしていますか?

 災害発生時の活動、火災予防活動、消防操法訓練、防災訓練、規律動作訓練を実施しており、その他には地域で行われる行事の警備などを行っています。特に火災時の基本動作となる消防操法訓練と人員服装点検時の基本動作となる規律動作訓練に力を入れています。

久保 敏昭さん

ご家族の反応はいかがでしたか?

 いつ起こるかわからない災害や訓練で、危険を伴ったり、体の心配をして、あまりいい顔はしませんでしたが、今では、応援してくれています。地域を守ってくれる「頼もしい消防団員」と思われていれば嬉しいですね。

久保 敏昭さん

仕事との両立、家庭との両立はできていますか?負担になっていることはありませんか?

 仕事との両立、家庭との両立は、もちろん大変な時期はあります。負担になることもありますが、理解してくれる家族や仲間の協力があり、活動しています。

久保 敏昭さん

消防団に入ってご自身に何か変化はありましたか?

 地域の役に立ちたいという思いや「自分たちの町は、自分たちで守る」という責任感が生まれ、今ではやりがいとなっています。

久保 敏昭さん

活動して良かったことを教えてください。

 第26回全国消防操法大会ポンプ車の部で優勝できたことが、活動しててよかったことです。大会に向けての練習はとてもつらいが、優勝という最高の結果で支えてくれた皆様に、恩返しできたこともよかったことです。全国大会でのあの声援は一生忘れることができません。

久保 敏昭さん

入団を考えている方たちへメッセージをください。

 本当に一生涯の仲間に巡り会えることが一番の魅力です。消防団活動では、仲間と一緒に汗をかいたり、苦しんだり、笑ったりできる人間関係が築けます。
 地域の一員として家族はもちろん地域住民のため、一緒にあなたの力を役立ててみませんか。

Back Next

消防団への入団フロー

  • icon

    お近くの消防団を探す

    消防団一覧をみる

  • icon

    入りたい消防団へ問い合わせる

    電話・メールなどでお問い合わせください。

  • icon

    あなたも消防団員に!

    案内に従い、入団手続きが完了すれば、晴れて「入団」となります。

消防団入団の手続きなどについては、各市町村ごとに定められていますので、居住地(または勤務地・通学先)の市役所・町村役場または最寄りの消防署にお問い合わせください。