① 防災指導要領
8.電気器具

 指導のときの説明例をみていきましょう。

 電気器具からの火災は、ちょっとした不注意や、取扱いの不適切などが原因になっています。特に、アイロンやヘアードライヤーなど、発熱体を使って熱を利用する器具は注意が必要です。
 また、熱を出さない器具でも、水に濡れると、ショートを起こして火災になる可能性があります。取扱いには十分気をつけることが大切です。

 [指導のポイント]です。

 アイロン・ヘアードライヤー・こたつなどは、使用後に必ずコンセントから抜くという習慣をつける。

 1個のコンセントから多くの器具の使用(たこ足配線)はしない。

 使用中に停電になったときには、コンセントから抜く。

 コンセントやプラグが、ゆるんでいる場合は、しっかり締めてから使用する。

 器具の調子が悪い状態では、無理に使用しない。

 器具本来の使用目的以外に使用しない。

 電気器具の上や近くに花瓶などを置かない。

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